本日は、総務文教常任委員会でした。
議案3件、請願1件、補正予算の分割付託1件の審査を行いました。また、所管事項調査として「教育環境と教育改革について」で「平成24年度使用教科書展示会」を現地視察しました。
数ある教科書から糸魚川市で使う教科書がどのように選ばれるのか、詳しく知りませんでしたが、今日は良く分かりました。昨年度より上越三市が1つのエリアとして同じ教科書を使っているそうですが、3市からそれぞれ選考に関わる委員か出て選考がなされるそうです。 その結果が糸魚川市の教育委員会で諮られ、決定されます。4年毎の教科書改訂に合わせて選考が行われますが、新潟県が13のエリアに分けられてそれぞれで選考するということでした。
議案3件、補正予算案は問題なく承認されましたが、請願は意見が分かれ、起立採決になりました。
「30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の採択を求める請願」であり、過去3度にわたり、請願及び陳情が出され、その度に意見が分かれています。
私は基本的に少人数学級に賛成ですので、一貫して採択する方向で意見を述べて来ましたが、今回は委員長という立場なので、客観的事実を情報として、過去の経緯、昨年の請願との違い、現状と30人以下学級となった場合の糸魚川市における学級数の変化などのデータを提供して委員の意見を聴取しました。
継続審査を主張する会派も出ましたが、最終的に採択されました。本会議では、再度起立採決ということになるのでしょう。 昨年は糸魚川市議会が不採択としましたが、多くの議会は採択し、他では新潟市が不採択だったことを聞いています。